スナップは偶然との対話
フィルムスナップに決まったルールはない。気になる光があれば立ち止まり、面白い影があればしゃがみ込む。街が見せてくれる瞬間を、ただ拾い集めていく作業だ。

街の中の光を読む
スナップで大切なのは光の読み方だ。午後の斜光が路地に差し込む時間、雨上がりの濡れた舗装に反射する光——そういった光の変化に敏感になることで、写真が変わってくる。
ISO400のフィルムを入れておけば、大抵の状況に対応できる。絞りとシャッタースピードを感覚で決めて、あとはカメラを信頼して撮るだけだ。

現像して気づくこと
撮っているときには気づかなかったことが、現像後のフィルムを見ると浮かび上がってくることがある。背景に映り込んだ人の表情、予想外の光の回り込み。フィルムは自分が見ていた以上のものを記録していることがある。